民主主義国家の三権分立と司法権

日本の政治は民主主義国家であり、三権分立というやり方をしています。これはモンテスキューの考えによって作られた制度です。政治を直接行う行政権を担う内閣、法律を作ることができ、法案審査や国の政治の調査を通して内閣を監視する、立法権を担う国会、そして、法律を司り、法律に反しているかどうかの決定権を持つ、裁判所の三つに分かれています。内閣が合法、合憲内かどうかの判断を下す最終決定権をもつ最高裁判所の裁判官を任命し、国会の召集や衆議院の解散、国会に対する連帯責任があり、国会は内閣を監視し、裁判官が不正な判決を下していないかどうかの裁判を行う権利を持ち、裁判所は内閣と国会の違憲、違法な行動を審査する権利を持ちます。そして、国民はこのなかの国会の議員になる人間を選挙によって選ぶことができる、間接民主制という制度の上で権利を持っています。
裁判所には「司法権の独立」という決まりがあります。これは、裁判官が裁判をするにあたって、法律的にも事実的にも、議会、政府、その他何ものの干渉によっても判決を左右されないこと、つまり、何にも影響されないで、裁判官の良心によってのみ、判決を下さなくてはいけないという決まりがあるのです。